【マジック紹介】Number 4 Envelope by Blake Vogt

こんにちは、SkyWalkerです。

デビッド・カッパーフィールドDavid Copperfieldや、デビッド・ブレインDavid Blaineにマジックを提供している、ブレイク・ボイトBlake Vogtによる、Multiple outの封筒、ナンバー・フォー・エンベロープの紹介です。

現象

様々なことが出来ますが、商品紹介の動画で演じているトリックを1つご紹介します。

封筒1枚と4枚のエースを示し、1枚選んでもらいます。仮にダイヤのエースだったとします。

先程の封筒を観客に持っていてもらいます。

ダイヤのエースを残りのエースに混ぜ、広げると3枚しかなく、ダイヤのエースが消えています。

封筒を開けてもらうと、そこからダイヤのエースが出てきます。

商品の特徴

オンライン解説で3つトリックを解説していて、そのうちの1つが上記です。(というか、この封筒よりもエースがきれいに消失するほうに驚いたという…w)

ある程度マジックをやられている方は、商品名から用途は想像できると思いますが、様々なトリックに使えます。この封筒だけで、予言・出現・移動・変化・復活などの現象が起こせます。

この封筒の特徴は、フラップを開ければ観客に中身を取り出してもらえるところです。また、タイベック素材になっていて耐水性、耐久性が長けているところがウリなようです。

ただ、観客はこの封筒に仕掛けがあるとは思ってませんから、無理に渡す必要はないと考えます。実際、演者自身が封筒を開けて中身を取り出し、中を見せても空ですから、それで十分自然です。

Blakeも「中身が大事なのであって、できれば封筒は忘れ去られるような演技が良い」と言っています。

中に入れるものはトランプや紙、レシートなどであれば問題ありませんが、厚みのあるものだと若干厳しくなります。

様々なアイディア

オンライン解説の最後の方にList of ideasと題されて、Blakeがひたすら「こんなこともできるよ」としゃべりまくるパートがあるのですが、ここがなかなかおもしろかったです。中でも「Switching deviceとしても使えるよ」と言われ、なるほど!と思いました。

以前トランプマジック大図解で紹介した、封筒の中で復活するカードに使えますね。

トランプマジック大図解 (コロタン文庫) 文庫 – 1996/2/1
星野 徹義 (著)

また、女性のためのマジックレッスン(前田知洋、角矢幸繁著)に「タイムマシン・ラッピング」と題されたトリックがありますが、それにも使えます。

前田知洋の女性のためのマジックレッスン 単行本(ソフトカバー) – 2014/10/13
前田 知洋 (著), 角矢 幸繁 (著)

最後に

総じて面白かったです。1つ苦言を呈するなら、動画をカメラかスマホのオートフォーカスで撮影しているようで、フォーカスが度々ぼやけて見にくい…笑

全編英語で、最後のList of ideasの部分が聞き取りにくいかもしれませんが、基本的な使い方は難しくありません。
もしくは、日本のショップで日本語訳の解説書がついているところもありますので、そちらから購入するのも手です。私はKing of Magicで購入しました。

数年前に販売され、Vanishing Inc.やPenguin Magicでは売り切れていました。興味がある方は早めに購入しても良いでしょう。

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