【マジック紹介】新スパークルアイ

少し前にAny Card At Any Number(ACAAN)の関連で、ゆうき氏が以下の投稿をしていました。

これ、私どちらも持っていて😂、懐かしくなって引っ張り出してしまいました。

昔のトリックも面白いなぁ…ということで、懐かしさにひたりつつ、「新スパークルアイ」を紹介致します。

現象

一組のトランプと数字が書かれたプラスチックボードを示し、テーブルに置きます。

観客に1から50の間の数をひとつ思ってもらい、演者はプラスチックボードの表面に何かを書きつけます。ボードの裏面には1から50の数が印刷してあり、ここで初めて思っていた数を聞いて、丸で囲みます。

仮に思っていた数が10だとします。観客自身にトランプを配らせ、10枚目のトランプを示します。ボードの表面にはトランプの名前が書いてあると宣言し、見せると見事にー致しています。

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説明書によると、庄司敬仁氏原案の「スパークルアイ」(以前はグレートアンビション)が1994年に考案されました。1996年には、ゆうきさんがデックを2組使用した改案として「スパークルアイⅡ」を発表しています。

今回の「新スパークルアイ」は1999年発表です。デックを1組のみ使用することと、覚えることを極限まで減らしているのが素晴らしいところですね。

機会があればどこかでやりたいなぁ…

“Any Card At Any Number” and “A Card At Any Number”

Any Card At Any Number(観客が言ったカードが観客が選んだ枚数目から出現する)は達成するのが難しく、様々な改案が発表されています。

そこまで追っているわけではないのですが、知っている中では

  • 佐藤総氏のSO-LUTION
  • ケン・クレンツェルのあり得ない一致 It Can’t Be(デックを2組使う)

が比較的演じやすいのではないでしょうか。

それとは別に、観客が選んだカードが指定された枚数から出てくるA Card At Any Numberなら、いくつか方法は思いつきます。

メモライズド・デックを使っても良いのですが、ストップ・カードの原理を使えば準備もなくできるでしょう。

例えば、奇術入門シリーズ カードマジック(高木重朗)のp112のやり方などがあります。興味がある方はご参照を。

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