【マジック紹介】奇跡の予言カード(テンヨー)

以前紹介したCheek to CheekをAmazonで購入したのですが、送料無料に足りなかったため、急遽同時に購入しました。デモ動画を見ても普通に不思議で「どうなってんの…??」と思っていました。

佐藤総氏もイチオシ。

現象

演者は封筒とトランプ一組を取り出します。封筒の中に1枚予言のトランプが入っていると言います。トランプ一組がバラバラであることを示し、観客に手渡して裏向きに持ってもらいます。上から1枚ずつ表向きに配り、好きなところで止めてもらいます。止めたトランプの前後は全くランダムであることを確認します。

封筒からトランプを取り出すと、観客が止めたトランプと一致します。

感想

いや〜これは不思議でした。本気で分からなかったのです。

いざ届くとびっくり!本でも読んだことがあるし、持っているDVDで解説されているマジックでした笑 でもきれいに引っかかり、本で読むのと実際体験するのは違うなぁと改めて実感。

解説もCheek to Cheekと同じく佐藤総氏で、ステップごとに説明していてわかりやすいです。基本の見せ方を説明した後、さらに不思議にするにはどうするかという流れで、全くマジックをやったことがない人にも親切。

さらに、このカード自体にもちょっとした仕掛けがしてあり、演技しやすくなっています。これも前のCheek to Cheekと同じく、ディテールにこだわることで演技がさらに自然に見えます。

もう一つ、このギャフデックを用いることでの全く別物の予言トリックも解説されています。これもセルフワーキングで、面白いです。

コメント

もしこのマジックを気に入ってレパートリーに入れたい方がいれば、おすすめしたいDVDがあります。Eugene BurgerExploring Magical Presentationsです。日本語字幕版がスクリプト・マヌーヴァから出ています。

このDVDでは、解説されているトリックの数は少ないものの、トリックに対してどのように演出を加えるかを詳しく説明しています。1つ目の「カードの予言」現象を8つの演出で演じており、今回の「奇跡の予言カード」にも応用出来ます。

このDVDにはその他にゆうきとも氏のトリオ(DVDではFading Coin)や、Out of This Worldなどの傑作も収録されていて、おすすめです。

最後に

Cheek to Cheekのときと同じく、ブリッジサイズであることが残念ですが、これまたバイシクルでやりたいと思わせてくれました笑

ただ、少し検索しても、このギャフデックをそのまま売っているところはなさそう。とゆーことで、自作する予定です笑

2020年9月23日追記:


自分の資料を見直してみると、裏向きに配らせているものがありました。考えてみると、裏向きに配らせたほうが確かに安全ですね。表向きでも大丈夫、と言っているマジシャンもいるようですが、私が演じるときは裏向きでやろうかと思います。

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