こんにちは、SkyWalkerです。
久しぶりのマジックレビューです。カードマジックが続いたような気がするのですがw、今回は少し趣向を変えたマジックのご紹介。
この魔法のキューブ プーさんを知ったのは、マジェイアの魔法都市案内のパーラー&ステージマジックの製品情報でした。学生時代に読んだのですが、さらっと読み飛ばしていました。
そこから15年ほど過ぎ、ある時youtubeでサプライズコーディネーターいっぺいさんが実演しているのを見て、予想以上に面白く、即購入してしまいました。
現象
演者は3つのブロックとそれが入る筒を持ってきます。3つのブロックにそれぞれ風船、プーさんの頭、体が描かれています。
風船を下にして積み上げ、筒を上からかぶせると、順番が元通りになります。
これを何度か繰り返しますが、最後に意外な現象が起きます。
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是非これはいっぺいさんの実演を御覧ください。実演販売員の素晴らしい演技を見ることができます。最後の現象を見たときは本当に驚きました。何度見ても全然分からず、購入し届いたものを見ると、目からウロコが落ちました。個人的にはこのタネにも感動しました。
基本的な現象の箇所は特に技術はいりません。最後だけ何度か練習は必要ですが、そこまで難しくはないと思います。
4歳の娘にこのマジックを見せたところ面白がってくれて、それから1ヶ月ぐらい、毎晩寝る前にこのマジックをリクエストされています笑 プーさんという子どもにとって永遠のアイドルをテーマにしているので受けるのだと思います。ちなみに妻に見せても不思議がってくれました。
プーさんありがとう笑
このマジックをマジェイアさんが紹介していたのが2003年、その前にカラーダイスミステリーの記事の中に1966年に加藤英夫氏がこの改案を演じていたという記載があるので、少なくとも50年以上前からある原理です。クラシックと言って良いでしょう。
演じ方のコツは動画に解説されていますが、もう一つ個人的なtipsとして、下記のような黒いクロースアップマットがあると良いです。若干音に対して敏感になる必要があることと、最後の現象のときに黒いマットがあったほうが安心だからです。
Asdays 手品 マット 手品グッズ クロースアップ テーブル マジック 手品 用 裏面 ラバー 加工 (40×30cm)
ちょっとしたパーティでも実演できますので、子どもに演じる機会がある方は持っておいて損はないでしょう。
2021年7月29日追記)
いっぺいさんの動画で「保護者の方が集まっている場でやるのも良い」という趣旨のことを言っており、ちょうど幼稚園の親・子どもの集まりでマジックをリクエストされたのでやってきました。ちょうど15人ぐらいの規模でした。
立体マジックなので、動画の解説通りクロースアップよりも広めに見せることができます。皆さん大いに不思議がってくれて、喜んでくれました。現象が単純なので子どもにもわかりやすいですし、なおかつ最後の現象はむしろ大人が驚いていました。
終了後のママ友LINEでも「夫が弟子入りしたいと言っています!」という、冗談でも嬉しい感想も出ていました。
アマチュアとしてはこのように一時でも盛り上がる場を作れれば合格と思っているので、幸せな時間でした。
2021年10月30日追記)
テンヨーのホームページを確認すると、残念ながら生産終了になっているようです。
以前オラフなど別のキャラクターで販売していたのを見たこともありますし、名作ですので、別バージョンでの再販に期待しています。
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