【本紹介】超 筋トレが最強のソリューションである(Testosterone・久保孝史)

始めに;肉体的側面を研ぐ

コヴィー博士の「7つの習慣」の第7の習慣「刃を研ぐ」では、人間の4つの側面を継続して研ぐ必要性を論じています。

そのうちの1つの側面である「肉体的側面」こそは、どのような活動をする上でも基礎となるため大変重要です。「休息」「栄養」も必須ですが、「運動」においては、持久力柔軟性筋力の3つを伸ばす運動プログラムが必要である、と記載があります。

そして、運動を継続することで得られる最大のメリットは、自身の主体性を鍛えられることであり、自己評価や自尊心、誠実さが変わる、と言っています。自分自身が「こうしよう」と思ったことをちゃんと実行することで、自己に対する誠実さが育まれるわけですね。

持久力、柔軟性…筋力?

これを読んでおられる方の中で、もしかしたら運動を始めようとして挫折した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。私がその一人です^^;

持久力は有酸素運動が良いのですが、なかなか別に走る時間が取れませんでした。たまたま職場では歩く時間が長いので、なるべく速歩きをしたり、エレベーターを使わずに階段を使ったりなどして、仕事の中でも動くようにはしています。Apple Watchを使って歩数や消費カロリーをチェック出来ていて、便利です。

柔軟性に関しては、入浴後にストレッチをすることを習慣づけています。これはもう10年ぐらい続けられています。

最後の筋力をどうすればよいのか、ずっと悩んでいました。正確に言うと、悩むというよりも、心のどこかでひっかかりつつも、忙しいことを理由に日々を過ごしてしまっていましたね。

自己流でダンベルを買って少しやってみたこともありましたが、往々にしてやりすぎてしまい、その次の日の疲労感がハンパではなく、結局その後ダンベルは埃をかぶることになったのでした。。。

読後感想

実はこの本を買う前に、「プリズナー・トレーニング」を買って、自重筋トレを始めていて、少しずつ「お、筋肉付いてきた?」と思っていたところ、このTestosteroneさんの本が面白い、という記事を読んで、買ってみました。

結論としては、笑いながらサラッと読めてなおかつ今すぐ筋トレをしたくなる!という他の方が言っていた通りでした。

内容は、筋トレが如何に素晴らしいかをTestosteroneさんのtwitter名言を載せつつ、章ごとに科学的なエビデンスを久保氏が解説してくれます。章の最後に、実際に筋トレで人生が好転した人々の実録漫画が書かれており、これも感動的です。

メンタルヘルス、ダイエット、自尊心の向上、モテるため(?)、アンチエイジングなど、筋トレの効能を、笑い、時にうるっときつつ読むことができます。

正直「それは流石にムリヤリすぎやろw」と思うところもありますが、著者の筋トレへの底知れない愛と受け取っておきましょう笑

1つ面白いと思った点は、「筋トレにはストレッチと同等かそれ以上の柔軟性獲得(膝関節、股関節、肩関節)の効果がある」点でした。

そういえば、今まで肩こりで1日痛いことがあり、ストレッチや姿勢矯正などしてもあまり効果がなかったのが、筋トレ開始数ヶ月後には肩こりの頻度が明らかに少なくなっていることに気づきました。すごいですね。

一つ注意点としては、実際の筋トレ方法は載っていないので、別に本を買う必要があります。個人的には「プリズナー・トレーニング」が特別な道具やジムに行かなくても気軽に出来るのでおすすめです(懸垂器具が必要ですが)。

プリズナートレーニングについてはブログで取り上げてみましたので、ご参考まで。

皆さんも、これを契機に是非、筋トレはいかがですか?

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