【名言】納得いくまで考える

新しいものを生み出している人達に共通した特徴のひとつは、人の意見を鵜呑みにしないことだ。どんなに立派な理論でもエライ人が言った言葉でも、自分の頭で判断する。たとえそれが専門外のことで完全には分らなくても、納得がいくまで自分の頭で考える。大事な姿勢だと思う。

この4月から職場が変わった+コロナの影響で、めちゃストレスフルな日々を過ごしてまして、やっと落ち着いてブログも書けるようになりました。

今回のコロナ騒動で痛感したのが、上記の言葉です。

この数ヶ月コロナに関する情報が飛び交いまくっていましたが、御存知の通り、テレビでは「自称」専門家がお茶の間を賑わし、SNSやwebニュースでも「これ本当か?」という記事も目にしました。PCRをする/しないだけでも、相当な論争が巻き起こっていましたね。

内容の是非はひとまず置いておいて、この情報化社会を生き抜くためには「自分の頭で考えて納得する」ことが大切です。

テレビで”専門家”と言われている人たちの中には、感染症の専門家ではない人達もいます。医者と一口に言っても、臨床を今もやり続けている人、研究に携わっている人、(日本では少ないですが)起業している人など様々いるわけです。

どのようなバックグラウンドの”専門家”がどういう意見を述べているのか、それは臨床的なものなのか、研究レベルの話なのか、コンセンサスが得られている話なのか、自分で判断しなければなりません。逆に専門家ではなく別分野の方の意見でも、納得出来ないものもあれば、面白い視点もあります。

次に重要なのは、必要であれば自分で積極的に調べに行くことでしょう。信頼できる人が近くにいれば、ぜひ質問しましょう。

加えて「まだ結論は出ていない」という結論になりうることも、心に留めておいたほうが良いです。特に今回の新型コロナウイルスは、世界が経験したことのないパンデミックですので、「まだ分からない」という結論になるのは不思議ではありません。

しかし、特にテレビのワイドショーに見られがちなのですが、視聴者にわかりやすく説明することに重点を置きすぎて、答えありきの内容になっていることもあり、大変危険です。

現在はともすれば情報の波に飲み込まれてしまいがちですが、情報元のリソースを確認し、自分で納得するまで調べて考える習慣が身につけば、しっかりとした道を歩んでいけると思います。

2021年5月18日更新:上記の言葉をネット上で見つけ、引用元を「柳川範之氏」と記載していましたが、再度調べたところ出典が不明であったため、引用元を削除しました。

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