【名言】退くも勇気-辛いときには休もう-

みすみす死ぬな。退くも勇気だ

アシタカ(もののけ姫より)

国が働き方改革を推進してきたものの、まだまだ有給休暇を自由に取ることをはばかられる職場は多いのではないでしょうか。

そもそも有休に理由はいらないので、自分が辛いと思う時には休んだほうが良いです。辛い中ずっと働いて、体調を崩したりうつになったりしたら、そこから立ち直る方がさらに大変ですから。

ということで、勇気を振り絞って有給休暇を取ったよ、というお話。

2019年秋から中間管理職のようなポジションになりました。

それまでのプレーヤーの役割から少し距離を置き、チーム全体のマネジメントを任され、仕事を均等に割り振るような仕事です。

そもそも、10年ぐらいこのようなポジションが無かったことに驚きました。古参のスタッフが適当に仕事を割り振っていたのですが、7月頃に一人新人がうつでdrop outしてしまい、このままではいけないのは誰の目にも明らかでした。

やっと10月から新しい人員も増え、新しい体制が始まったわけです。

いやあ、大変でしたね(^^; スタッフからの無言/有言?の不満、変わろうとしない組織に辟易しました。老害とはこのことかと。ほんとすぐ辞めてやろうかと思いました。

妻にも結構愚痴を言ってましたが(毎日聞いてくれた妻に感謝)、ふと「思い切って休んじゃえば?」と言われました。

え、そんなことできるわけないじゃん、と始めは思いましたが、予定を見るとその日は絶対的なdutyはなし。

休むか、休まないか…

こんな言葉もみつけ、休むことにしました。

ということで、風邪をひきました笑

結果としてはとても良かった。妻と娘と一緒に平日買い物に行き、ゆっくり話をして、溜まっていた録画を見て…

久しぶりにゆっくりとした日を過ごせました。

もちろん、翌日からの仕事もリフレッシュした気持ちで臨むことが出来ました。

しばらくしてから、ふと上記のアシタカの言葉を思い出したのです。

退くも勇気。

うつになって長期的なダメージを受けるよりは、休んでリフレッシュした方が職場にとっても良い。

そもそも日本人は休まなすぎです。

一人が休んだ時に回らない組織は、組織として不備があると思いますし、実際自分が休んでも回ってますしね。

最近は職場の人間としては自分の代わりはいるが、父親としての自分に代わりはいないと思い始め、どちらかというと家族優先に動くようになっています。

いざというときに退く勇気を持ちたいものです。

あとは、退ける職場を自分で探し出すリサーチ力も必要ですね。

もののけ姫、もしかしたらジブリで一番好きかもしれません。大人になった今、シシ神がどのような存在だったか、自然と共存は出来るのか、エボシは悪人なのか、など考察出来るところがいっぱいあって、面白いです。

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