マジックことはじめ(1)からの続き。
中学生ぐらいになると、原理を知るためにいろんな本を買ったりするだけではなくて、どのように演技するのが良いかなども興味が出てきました。
一番参考になったのは(というかほぼずっと読んでいた)今でも国内最高峰のマジックサイトの一つと思われる、マジェイアの魔法都市案内でした。
「これからマジックを始めたい方に」「箴言集」「ラウンド・テーブル」は何度も読み返しましたし、今でも折に触れて読ませてもらっています。マジェイアさん自身、煩悩即涅槃の記事にあるように、哲学的なことも書く方だったので、それが自分に合っていたのだと思います。
演技論のほかに「製品情報」「私の好きなマジック・本・ビデオ」から少しずつマジックのネタを仕入れていました。
ゆうきとも氏のワイズ・ワークスが初めて自分で購入したマジックのビデオでした。次のワイズ・ワークス2も購入。この中のマジックは当時レパートリーにしていて、今でもレパートリーのものがあります。
本を読むのも好きだったので、中学校の図書館にあったクロースアップマジック事典(松田道弘著)は良く借りて読んでいました。
今読み返してみても、いわゆる名作と呼ばれるトリックが多く、おすすめです。ただし、ある程度やり慣れた方向けかなと。
クロースアップ・マジック事典 単行本 – 1990/9/1
松田 道弘 (著)
このころだったと思うのですが、松田道弘氏の「遊びの冒険シリーズ全5巻」が絶版になり、マジェイアさんが絶賛していたこともあって、当時私も含めいろんな方が復刊ドットコムに復刊依頼を送り、見事復刊が実現したことがありました。
あそびの冒険 全5巻 - – 2001/11/1
松田 道弘 (著)
この本自体相当なレベルのものです。特に「トランプマジック・スペシャル」は難しく、この通り演技するのは厳しいのですが、まさに一生もののマジックが解説されています。今ではもう少し楽に演技ができるバリエーションもありますので、勉強の一端として読んでおいて損はないと思います。
もし興味がある方は、5巻セットで買うよりも、1巻ずつ中古で買ったほうが安そうですね。
演技としては学校にトランプは持っていけなかったので、コインマジックを見せていたり、自宅のホームパーティーで親の友人に見せていたりしました。
マジックことはじめ(3)に続きます。
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[…] マジックことはじめ(2)の続き。 […]